「ホームページを作って公開したいけど、何から始めればいいの?」
そんな方のために、Webサイトをオープンするまでの手順をわかりやすく説明します。
難しいIT知識がなくても大丈夫。この記事を読めば、ドメイン取得から公開までの流れが理解できるはずです。

Webサイト公開までの流れ
- ドメイン購入(住所を決める)
- サーバー契約(土地を借りる)
- サイト仕様まとめ(設計図を作る)
- サイト制作作業(形にする)
- 最終確認(動作チェック)
- サイトオープン(公開する)
1. ドメインを購入する(サイトの住所を決める)
ドメインとは、Webサイトの「住所」のことです。
例:google.com
や example.jp
のような文字列です。
- 取得場所:お名前.com、ムームードメイン、さくらインターネットなど
- 年間料金:1,000円〜3,000円ほど
- ポイント:短くて覚えやすい名前にする
👉 ドメインを取ることで、世界中の誰でもあなたのサイトにアクセスできるようになります。
2. サーバーを契約する(データを置く場所を借りる)
サーバーはWebサイトの「土地・建物」のようなものです。
ここに画像や文章を置くことで、ユーザーがアクセスできます。
- 初心者におすすめ:エックスサーバー、ConoHa WING、さくらのレンタルサーバ
- 費用:月額500円〜1,000円程度
- ポイント:WordPress対応・自動バックアップ・無料SSLがあると安心
👉 サーバーとドメインを連携させることで、インターネットに公開できるようになります。
3. サイトの仕様をまとめる(設計図を作る)
いきなり作業に入る前に、どんなサイトにしたいのか整理しましょう。
- サイトの目的は?(会社紹介・ネットショップ・ブログなど)
- 必要なページは?(トップページ・会社概要・お問い合わせ・商品ページなど)
- デザインのイメージは?(シンプル、カラフル、写真多め etc.)
👉 難しく考える必要はありません。ご希望を開発担当者に伝えるだけで、担当者が仕様を整理してまとめてくれます。相談しながら進められるので安心です。
4. サイト制作作業(形にする)
いよいよサイトを作ります。初心者の場合は大きく2つの方法があります。
- WordPressなどCMSを使う
- 管理画面から記事や画像を追加できる
- 初心者でも簡単に更新可能
- HTMLテンプレートを使う
- 完成済みのデザインを購入して使う
- 安く短期間で公開できる
👉 どの方法が最適かは目的や予算によって変わるため、迷ったら開発担当者や制作会社に相談するのがおすすめです。
5. 動作確認・最終チェックをする
公開前に以下をチェックしましょう。
- スマホでもきちんと表示されるか?
- リンクが正しく動くか?
- お問い合わせフォームからメールが届くか?
- 表示速度は遅くないか?
👉 不具合があるとユーザーの信頼を失うため、テストは入念に。
6. 追加すべき大事なステップ
実際にサイトを運営するなら、次の項目も追加しておくと安心です。
- SSL設定(https化):セキュリティ強化&SEO効果
- バックアップ設定:万が一のデータ消失に備える
- SEO対策の基礎:検索に表示されやすくする
- セキュリティ対策:不正ログインやスパムを防ぐ
7. サイトをオープンする
サーバーの設定が終わり、ドメインと紐付ければサイトが公開されます。
インターネット上で誰でもアクセスできる状態です。
- SNSで告知する
- Googleに登録(Search Console)
- アクセス解析(Google Analytics)を導入する
👉 公開して終わりではなく、定期的に更新することが大切です。
やってはいけないこと(注意点)
サイトをオープンする際に、初心者がついやってしまう「やってはいけないこと」をまとめました。これを避けるだけでも、安心してサイト運営を始められます。
- 安さだけでサーバーを選ぶ
→ 表示速度や安定性が低く、すぐに不具合が出ることがあります。 - SSL(https化)を設定しない
→ セキュリティが弱くなり、ユーザーから「安全でないサイト」と警告されます。 - バックアップを取らない
→ サイトのデータが消えたときに復旧できません。必ず自動バックアップを有効化しましょう。 - 自己判断で全部決めようとする
→ 専門知識が必要な部分もあるため、開発担当者と相談せずに進めるのはリスク大です。希望を伝えて任せる方が安心です。 - 公開して終わりにする
→ 更新しないサイトは検索にも弱くなり、訪問者も減ってしまいます。公開後も記事や情報を追加・修正しましょう。
まとめ|担当者と一緒に進めれば安心
- サイト公開までの流れは「ドメイン購入 → サーバー契約 → 仕様まとめ → サイト制作 → 最終確認 → 公開」
- 難しいことは 開発担当者に希望を伝えるだけで整理してもらえる ので安心
- 「やってはいけないこと」を避ければ、失敗なくスタートできる
👉 サイト公開は難しくありません。担当者とお話ししながら進めることで、安心して理想のサイトを実現できます。
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