ホームページやブログを見たとき、なかなかページが表示されないとイライラした経験はありませんか?
実は、ページの読み込み速度はユーザー体験だけでなくSEO(検索順位)にも大きな影響を与えます。
Googleも「表示が速いサイトを評価する」と公表しており、遅いサイトは検索順位で不利になる可能性があります。
そこで今回は、初心者でもすぐにできる Webサイト高速化の方法と便利なツール を紹介します。
1. 画像を圧縮して軽くする
ページが重くなる最大の原因は 画像ファイル です。
特にスマホで撮った写真をそのまま載せると、1枚で数MBになることもあり、読み込みが遅くなります。
対策
- 画像をアップする前に「圧縮」してサイズを小さくする
- できれば「WebP」や「AVIF」など最新の軽量画像形式を利用する
おすすめツール
- TinyPNG(無料で画像を圧縮)
- WordPressプラグイン「EWWW Image Optimizer」
2. キャッシュを活用する
キャッシュとは、一度表示したデータを保存しておき、次回は高速表示する仕組みのこと。
これを使うと、サーバーの負荷も減り、表示が速くなります。
WordPressでの対策
- WP Super Cache
- W3 Total Cache
どちらも初心者でも「有効化」するだけで基本機能が使えます。
3. CDNを導入する
CDN(Content Delivery Network)は、世界中のサーバーにデータを分散して、ユーザーに近いサーバーから配信する仕組みです。
例えば、日本のユーザーは日本のサーバーから、アメリカのユーザーはアメリカのサーバーからデータを受け取れるため、表示が速くなります。
おすすめCDNサービス
- Cloudflare(無料プランあり)
- AWS CloudFront
初心者なら、まず Cloudflareの無料プラン を試すのがおすすめです。
4. 不要なプラグインを減らす
WordPressを使っていると、つい便利そうなプラグインをたくさん入れたくなります。
しかし、プラグインが多すぎると処理が重くなり、サイトが遅くなる原因になります。
対策
- 使っていないプラグインは削除する
- 同じ機能を持つプラグインは1つに絞る
👉 「便利だけどサイトが遅い」よりも、「必要最低限で速いサイト」の方がユーザーに好まれます。
5. レンタルサーバーを見直す
いくら工夫をしても、サーバー自体が遅いと限界があります。
安価なサーバーでは表示速度が不安定な場合もあるため、必要に応じてサーバーを見直すのも大切です。
初心者におすすめの高速サーバー
- エックスサーバー
- ConoHa WING
- SiteGround(海外向け)
6. 表示速度をチェックする
改善した効果を確認するには、表示速度を測定するツールを使いましょう。
おすすめツール
👉 URLを入力するだけで「どこを改善すれば速くなるか」を具体的に教えてくれます。
まとめ|小さな工夫でサイトは速くなる
- 画像を圧縮する
- キャッシュを活用する
- CDNを導入する
- 不要なプラグインを減らす
- サーバーを見直す
- 表示速度を定期的にチェックする
これらを実践するだけで、初心者でもサイトの表示速度を大きく改善できます。
速いサイトはユーザーにもGoogleにも好まれるので、ぜひ今すぐ取り入れてみてください。
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